家政婦のメイド派遣します!
「今、桃子がアイツのマンションに1人で行ってる。」

そこまで話を聞いているだけだった祐樹が事の重大さに気付いて腰を浮かせた。

「そんな事、聞いていません。」

「ああ、確認した。今朝突然決まったことで相談する暇がなかったらしい。佐々木の奴は留守だと言っているらしいが、絶対嘘だ。」

直樹はそこまで言うと祐樹を見つめる。

「とにかく、そいつのマンションに行きましょう。」

祐樹と直樹はすぐさま会社を出たのだった。
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