君の声がききたい
キョロキョロする沙和に聞く俺…
「沙和――!」
!
すると…後ろから沙和を呼ぶ、女の声がする。
振り返ると、デカいサングラスをかけた女の人が、一番奥の席に座って、俺たちに手を振っていた。
沙和にそのことを教えると、沙和は笑顔でその人に手を振って近づく。
――『お姉ちゃん!』
「沙和。久しぶりだね!」
この人が、沙和の姉ちゃんか…
――『紹介するね。私のお姉ちゃんだよ』
「はじめまして。沙和の姉の紗江子(さえこ)です」
サングラスを外して、ぺこっと頭を下げる紗江子ちゃん。
沙和の姉ちゃんは、キレイ系で…
バリバリ仕事してますオーラが出ている感じ。
沙和に似てるっちゃ似てるけど…雰囲気はちょっと違う。
わかりやすく言えば、
沙和はかわいい系で姉ちゃんは美人系だ。
「柏木 奏です」
俺もぺこっと頭を下げた。
「とりあえず座って、なんか頼みなよ!」
姉ちゃんが、自分が座っている向かいの空いている席を指差した。
俺と沙和は席に座り、飲み物を注文すると…すぐに飲み物が運ばれてきた。
――『久しぶりだね。元気だった?』
「沙和――!」
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すると…後ろから沙和を呼ぶ、女の声がする。
振り返ると、デカいサングラスをかけた女の人が、一番奥の席に座って、俺たちに手を振っていた。
沙和にそのことを教えると、沙和は笑顔でその人に手を振って近づく。
――『お姉ちゃん!』
「沙和。久しぶりだね!」
この人が、沙和の姉ちゃんか…
――『紹介するね。私のお姉ちゃんだよ』
「はじめまして。沙和の姉の紗江子(さえこ)です」
サングラスを外して、ぺこっと頭を下げる紗江子ちゃん。
沙和の姉ちゃんは、キレイ系で…
バリバリ仕事してますオーラが出ている感じ。
沙和に似てるっちゃ似てるけど…雰囲気はちょっと違う。
わかりやすく言えば、
沙和はかわいい系で姉ちゃんは美人系だ。
「柏木 奏です」
俺もぺこっと頭を下げた。
「とりあえず座って、なんか頼みなよ!」
姉ちゃんが、自分が座っている向かいの空いている席を指差した。
俺と沙和は席に座り、飲み物を注文すると…すぐに飲み物が運ばれてきた。
――『久しぶりだね。元気だった?』