君の声がききたい
そんな俺を見てクスクスと笑う沙和は、再びメールを打ち始める。



―――――――――
【TO】

うち両親いないの。
小学校の時亡くなったから。

4つ年上のお姉ちゃんが
いるけど、
海外で仕事してるから、
今は一人なんだ(・∀・)

ーENDー

―――――――――


「・・・・」


沙和のメールを読んで、言葉を失ってしまう俺…

そんな俺を見て、またメールを打つ沙和。




―――――――――
【TO】

一人の方が気楽だよ(*^_^*)
好き勝手できるからね!

ーENDー

―――――――――


笑顔でメールを見せる沙和。

そんな沙和の顔を見て、俺も自然と笑顔になる…





「お待たせいたしました。生ビール2つです…」


すると注文したビールが運ばれてきて、俺たちは本日2回目の乾杯をする…


沙和はビールを一口飲んだあと、タバコに火をつけた。

タバコの吸い方も、なんか女らしくてかわいい…






ちょいちょい




俺を呼ぶように、手招きする沙和。

沙和はまたメールを打って、俺に見せた。




―――――――――
【TO】

さっきの…奏の友達?

ーENDー

―――――――――




修也のことか。
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