君の声がききたい
―――――――――
【TO】

明日土曜だからな

ーENDー

―――――――――


あ。

そうだ…


今打った文の下に、付け足して文字を打ち込む俺。

沙和は俺が打ち込む内容が気になるのか、俺の携帯の画面を覗き込んでいる…




「ん…」



ブォォン……




文を打ち終わり、沙和に渡そうとした時…後ろから車が来る音が…

気がつくと、道の真ん中で立ち止まって会話していた俺たち…

俺は沙和の腕を引っ張って、道路の脇に連れて行く。




「はい…」


ブォォン…‥


沙和を脇に寄せ、ちょうど車が横切った時…俺は沙和にメールを見せた。





―――――――――
【TO】

明日土曜だからな


日曜日どっか行かない?

ーENDー

―――――――――



「………!」


沙和は俺の携帯を握ったまま、ちょっと固まっている…

俺は沙和の手から携帯を取り、再びメールを打ち込んだ。




―――――――――
【TO】

暇だったらでいいんだけど…

ーENDー

―――――――――


そう打ち込んだメールを沙和に見せると…沙和はにっこりと笑って、自分の携帯にメールを打つ。

そして…
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