HERO
痛いとも、気持ちいいとも思わなかった。



どれだけブルーがキスをしても。


どれだけブルーが激しくしても。



何も、感じなかった。


そうだ、この感覚だ。



何も感じないという感覚の中で、私は生きてきたんだ。



「ぶっ壊れて、堕ちてこいよ。そしたら俺が、お前のこと殺してやるから」



ブルーがなんでこんなにも、私を嫌ってるのか。


もはや嫌ってるなんてレベルじゃないけど。



でも、そんなことなんてもうどうだってよかった。


もう何も考えたくない。



このタオルが解かれたら、私はここを出ていこう。
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