ご奉仕ワーリィ
「時として『相手のために』という優しさはすれ違いを生む。本音を出さなければ、貴様の想いは一生、仮初めのままであろう」
思い当たることにラハティーの内心がささくれたった。
無意識に、レイピアを持つ手から力が抜けていくような。
「俺は……」
「女を抱こうとした責任は一生をかけて持ち続け、愛したのならば死んでも愛してみせろ。そうして、幸せにしてやるのだ。――そう、この私のように!」
「……」
いちいち台無しの一言を付け加えるフィスト王は、両腕をあげた。
「我が名はフィスト!王の中たる王でありながら、男の中の男!全世界のオトメを愛し、我が腕に抱かれた脱オトメでさえも愛して、満足いく人生を送らせてやろうぞ!
人生とは即ちっ、オルガスムである!我が宝物を持って、今宵もまた新たなるオトメを愛してみせようっ!」