ご奉仕ワーリィ
一度触れれば、いい夢見れたと以降、変わらない日常を送れるかと思ったのに。夢見心地が良すぎた。
中毒になりつつあり、自身の指先や舌で可愛らしい反応を出してくれる彼女に病み付きになってしまった。
最後までしなかったのは、単に、婚姻関係でもない、ぱっと出の兵士が彼女の貞操まで奪うわけにはいかないと思ったからなのだが。
『あれほど淫乱になったのは貴様のせい』
『ラハティーよ。貴様のせいで、王女は一人葛藤しておるぞ』
フィスト王の台詞が蘇り、今の彼女の姿は自身が招いた種かと、項垂れたい気分になった。
こんなつもりはなかっただなんて、言い訳した己を殴りたくなる。驕っていたのだ、要は。貞操を奪わなければ、まだ後戻り――王女が拒絶するなら後腐れなく、各々勝手に生きていけると思ったのに。
ふざけんな、間抜け。と、また心で叱咤をした。