ご奉仕ワーリィ
一つの出来事でがらりと変わった道筋に迷子になった気分だ。
進むべきか分からずに、足踏みしている。これ以上踏み込めば、王女を傷つけるんじゃないかと、本音を言えずに、その肌に触れていた。
変えられた道筋に戻り行きはなく、彼女との接点――何よりも近いこの位置で足踏みを続けていたかった。
それが愚行であると、分かっていながら――
「陛下……」
重い頭ごと、体を彼女に預けた。
細い首筋に口づけをしたあと、息を吸う。
そのあたりで大きく、もぞりと彼女は動いた。