ご奉仕ワーリィ
パニック絶頂期な私と比べて、彼はひどく冷静で、夜泣きする子供をあやすように微笑んでいた。
私はこんな状態で、なんで彼がこんな冷静なんだ?との疑問が冷や水となる。
冷めてきた思考のおかげで私は叫ばずにいたけど、恥は変わらず、彼から逃げるように後ずさってしまった。
天涯を支える柱に背をつけて、布団で体をくるんで、汗を滝のように流す。
一番あってはならないことだ。いくら肩書きでも、治安維持と平和のシンボルたる私が一人でこんな行為をしていたことが誰かに知られるだなんて。
……いや、私の侍女はいくら証拠隠蔽しても『今日の王女様は女の匂いがしますねぇ』と風呂に入ったはずなのにバレてしまうことはあってもっ。