ご奉仕ワーリィ
短い人生だったなぁと走馬灯に思い馳せ、さめざめと泣く私に、彼は親指でその涙をぬぐってくれた。
まさかのことに呆気に取られれば、「大丈夫ですよ」と言われる。
「誰にも言いませんし、俺の陛下への忠義は変わりませんから」
優しい言葉なのに、嘘つきっと言いたくなった。
王女としても、女としても、決して特別なことではないとしても、コレはない。断じて、ない。
秘密にすべきことだし、ましてや誰かに見られることなどあってはならない。
性欲の肯定化だなんて影でするものだし、女がこんなことするだなんて男としてドン引きものだ。逆の立場なら、私はすぐに兵士を辞めて故郷に帰る(ここだけど)トラウマ決定場面だ。