ご奉仕ワーリィ
なのに彼は嫌悪も拒絶もせず、枝先の小鳥でも見つけたかのように微笑むだけ。
理解力があるとか、寛大とか、そんな問題で済まされないぞ、これは。
真っ先に私は、取り引きを持ちかけられるのかと、汚い上下関係を見てきた思考で卑しいことを思い浮かべたけど。
正直、そこは微妙な考えとなった。当たりでもなければハズレでもないような、どちらかと言えば私が彼に『おねだり』しているような形になっているけど。
「ところで、一人で満足できていますか?」
朗らかに笑う彼に、私は弱みを見られたことで逆らえずに、今の関係が築かれてしまった。