ご奉仕ワーリィ


彼も綺麗な姿勢だ。軍隊の中の一に過ぎずとも、私の目は彼を特別視してしまう。


一番綺麗な姿勢だとか、一番凛々しい敬礼だとか、一際輝いて見えるとか、好きと言う気持ちだけで彼をこんなにも美化してしまうだなんて。


「王女様、そろそろ次へ」


「あ、は、はいっ」


見すぎてしまったと指摘されたところで顔を俯かせる。絶対に赤らんでいると恥ずかしかった。


このまま去ろうと足を進めて、最後にもう一度だけ彼を見ようと。


「なんだ貴様らぁ、その腑抜けた姿勢はっ。そんな姿勢では、直立正常位ですぐに腰が砕けるぞ!」


悪夢が再臨しやがりました。


二階のテラスから中庭に飛んできた派手さももとより、変態王の名が中庭全体に広がるようだった。


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