ご奉仕ワーリィ
「その言葉が通じない腐った頭にウジがわいてしまえ」
「ああ、ただしかし、叫びすぎるなよ。本番時――一番の盛り上がり場所で枯れては、モチベーションが下がってしまうかもしれないからなぁ」
「かち割ろうか、その頭」
話が通じないにもほどがあるだろう。
体力が回復しつつある体に、不純物が溜まる気分になった。
「というか、夜這いって。一国の姫にとんでもないことを考えますね、あなたは」
「一国の姫の前に、私に抱かれるべきオトメであろうに。私は見抜いているぞ。私に会った昼間から、そなたが私のゴッドフィンガーに蹂躙されたいと思い、今現在、シーツを濡らしていることを!私はそれを見越して馳せ参じたのだっ。さあ、オトメよ!一人では味わえない未知なる領域に、突っ込んでやろうぞ!」