Sweet Life



「じゃあ浸かるぞ」


手を引かれバスタブへ


向かい合わせになろうとするんだけど



「ち、ちょっと」


抱き寄せられて後ろ向きに何故か膝の上


「た、樹、恥ずかしい」


「何が?」


樹の舌が耳の後ろから首筋を辿ってる。


ビクッ!


「ククク…感じてんのか?」


な、何てことを言うんですか!


「ば、馬鹿!」


逃れようとするんだけど左手はガッチリ腰を抱え込んでるし右手は…何故か胸を触ってる。


「た、樹…触んないでよ」


「何で?」


「……」


へ、変な気分になるじゃない。


「クククク…感じてんのか?」


そう言うと胸を


「…ッ!…ァッ…ゥゥ…」


指で摘まんで…


声が零れそう…


慌てて唇を噛んで…


「唇噛むな、血が出るぞ。我慢することなんてないんだから。俺達二人きりだから」


また首筋に唇を。


腰に回っていた左手はいつの間にか


「ァアァ~た、たつき~」


大事な処を触れている。


アッ!


こ、腰に樹の…



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