114歳の美女

 ときが布団を持ち上げて、智也自身を尿瓶の中に入れた。

 「まだどすか」
 「もうちょっとです」

 「まだか」
 「後、少しで」

 「まだなんか」
 「今、出る所です」


 「てめえ、ええ加減にしろ」
 「そないにせかされたら、出るもんも出ませんわ」



 じょろじょろじょろ・・・。



 「すみません。ときさんに、そんな事までさしてしまって」


 智也がときに頭を下げた。

 「うちにも責任がありますよって・・・」

 ときが尿瓶を取り上げて、尿を捨てに行った。





 
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