114歳の美女
 「ときさんが気に入ったなら、僕に依存はないですけど」


 智也は条件面を担当者に確認した。

 予算にも合い、智也がときに人差し指と親指で、OKのサインを出した。


 「決まりどすか。嬉しい!」


 二人はこじんまりとした町屋に居を定めた。


 「荷物は多いの」

 不動産屋の帰り道、智也がときに尋ねた。


 「大きな物と言えば、桐箪笥位どす。後は大した物はおへん」

 「しのぶさんのご亭主は、手伝ってくれますかね」
 「うちがお願いしときます」


 話し合いの結果、引越し日は次の日曜日。


 智也がレンタカーを借りて、ひとりで手伝いに来る事に決まった。





 
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