114歳の美女
 引越しの日が来た。


 智也はレンタカー会社で小型トラックを借り、村島家の玄関に乗りつけた。


 ブッブー。


 クラクションを鳴らすと、中から寛道としのぶが出て来た。

 「ご苦労さまです」

 二人が同時に言った。

 「ときさんは」

 智也が二人に尋ねた。


 「部屋で衣類を梱包していると思います。部屋に行かれますか」


  しのぶが智也に言った。


 「ええ、お願いします」


 三人は二階のしのぶの部屋に行った。
 ときは衣類をダンボールの箱に詰めていた。




 
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