114歳の美女
 午後の2時頃、しのぶが玄関に現れた。
 

 「ふひひひ、楽しみ、楽しみ」
 

 含み笑いをしながら、しのぶが第一声を発した。
 

 「まだそんな事を言っているの。呆れたな」


 寛道が呆れた顔をした。


 「長かったー」
 「何が」

 「この瞬間が来るのが遅くて。よ~し。気合を入れて見てやるぞ」

 「そんなに入れ込まなくても、とき姉さんに会わせて上げるから」

 「嬉しい。いいや、今の取り消し。超超超嬉しい」

 「よく言うよ。とき姉さんには、君の事を伝えてすでに了解済み。僕の部屋でコーヒーでも飲んでから、二人で訪問しょう」

 「じゃ、お邪魔しまーす」


 二人は寛道の部屋へ。
 コーヒーの香りが狭い部屋に漂った。





 
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