114歳の美女
 「ああおいしい。インスタントでも寛君が淹れてくれたコーヒーはおいしいわ」
 
 「褒めてくれたお礼にいいもの見せて上げようか」


 寛道が悪戯っぽい顔をしてしのぶに言った。
 

 「見せて。見せて」
 

 寛道はしのぶに1枚の古い写真を見せた。
 それは、先程見つけた寛道が小学校1年生頃の写真だった。
 

 「寛君、若い」

 「小学校1年生だよ。よく言うよ。それより一緒に写っている女性を見て」

 「これ、誰」
 「これが噂の女性だよ」

 「もしかして、とき姉さん」
 「ピンポン、正解。どうだい、美人だろ」

 「寛君が小学校1年生という事は、今から15年程前ね」

 「そんなもんかな」


 「どう見ても10代の後半ね。でも、写真のピントも甘いし、全身が写ってはっきりわからないから」


 しのぶが写真を見て一言。





 
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