114歳の美女
 智也が足を骨折した時。
 ときは病院で智也から、課長の古田を紹介された。


 古田の好色そうな目。


 ときはあの時の厭らしい目を鮮明に思い出していた。そして、市役所で勤務をしている古田に電話を入れた。


 「星田どすけど、高齢福祉課の古田はんをお願いします」

 「古田ですね。ちょっとお待ち下さい」



 「古田ですが」

 古田が電話に出た。


 「あの星田の家内どすが、折り入って課長はんにお話が」
 「私に話が」


 「いま、ちょっとだけ、時間を取れまへんか」
 「いま、どこですか」


 「市役所のすぐそばにある、喫茶店『憩い』どす」
 「『憩い』ですか。じゃ、今から行きます」


 古田は、市役所の近くにある喫茶店『憩い』に急いで行った。










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