114歳の美女
 古田はときに、自分の携帯電話から電話を入れた。


 「古田ですが」
 「はい、ときどす。何か」

 ときが電話に出た。


 「星田君の馴染みの店がわかったのです。それで、お電話を」


 「おおきに。何と言う店どすか」
 「花簪です」


 「場所は」
 「良かったら私がお連れします」

 「ほんまどすか」



 二人は待ち合わせをして、先斗町へと。


 『花簪』に着いた。


 格子戸を開けて、二人が中に入った。

 「お越しやす」

 カウンターの中から、花香の愛想の良い声がした。





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