114歳の美女
 次の日は、ときにとって最悪の一日になった。
 



 「痛い。痛たたたた。う~う~痛たた」




 お腹が我慢できないほど痛む。
 ときはお腹を押さえながら、何とか便所へ。


 大量の出血と共に、レバーのような固まりが体内から吐き出された。


 「う、う、う。痛い」


 ときは便所から出て、しのぶを呼んだ。


 「しのぶはん」
 「しのぶはん」


 「しのぶは~ん」


 声が小さいのか、しのぶは来てくれない。



 「し・の・ぶ・は~ ~ん」



 ときが、声を振り絞ってしのぶに助けを求めた。






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