114歳の美女
「え、流産!」
しのぶが驚いた。
「ときさん、いつの間にそんな事を」
しのぶが運転をしながら問いただした。
「4年前どす」
ときが力無く答えた。
「ええっ!4年前に。それは、確かなの」
しのぶが4年前と聞いて驚いた。
「へえ」
「4年前だけなの」
「それ・・・1回きりどす」
「信じられない。4年後に妊娠するなんて」
「一生に一度だけ、母の遺言を・・・。きっと、その罰が当たったんどす」
ときが悲しい悲しい顔をした。