デレデレ彼氏とツンデレ彼女
お風呂からあがり携帯を開いた。


「なに…この量っっ!」


画面には宏太で埋め尽くされていた。


「こっわー。宏太悪くないけどさー」


コンコン♪


「だ…誰―?」


「愁。」


「何?何かあった?」


「俺の携帯。見てみ」


なんだろう…?あたしなんかしたっけ?


「えー。マジですか―」


愁の携帯には佐藤宏太先輩の文字。


「さっきご飯食べて終わってさ部屋行ってみたらこんな風に…」


「ごっごめんね…。」


「いや、俺は平気だけど
姉ちゃんは平気?」

はいっとあたしは携帯をみした。


うわっと言いながら


あたしに携帯を返した。


ピンポーン♪


「あ。誰かきた。またあとでね。」


誰きたんだろ…?


まさかとは思うけど宏太じゃないよ…ね…?


コンコン♪


「初音?宏太君が来てくれたわよ♪」


ひぃぃぃぃぃぃぃ!


当たっちゃったよ!


ねっ…寝たふり!
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