プレイボーイとのラブバトル?②短編

「私...私.....きょっ教室に
忘れ物しちゃった♪
とってくるから先帰っててーっ」

私は校舎に入るフリをした。
美鈴はしばらくずっと校門に
いたけど私が戻ってこないから
諦めて帰っていった。

私は震える足で健也くんに
近づいて行く。


「つーかまえたっ。愛梨ちゃん。ついてきて。」

「へ.....?」


健也くんは私の腕をつかんでどんどん
進んで行く。

──そしてついた場所。

「ここ─.....。」

「綺麗でしょう?ここ。」

小さな川が流れている。
川は凍っているけどすごく綺麗。

「俺さ、そんなの軽い男に見え「見える!」

「即答かよー。」

健也くんは頭をかかえて笑った。
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