プレイボーイとのラブバトル?②短編
「なんでそんな風に見える?」
健也くんはまじめな顔で私を
見上げる。
この顔に少し弱いかも。
「だって...いつもいろんな女の子と
一緒にいるじゃん。すぐ浮気して
乗り換えるし...プレイボーイじゃん!」
そうだよ。最低男だよ。
「はは、その通りだけど俺浮気なんて
したことねえよ?」
はい...?
どこからどうみても浮気ばっかじゃない。
「俺は好きになって一緒にいるわけじゃ
ねえよ。ただの遊びだったもん。」
「.....最ッ低!」
私は雪玉を健也くんに投げつけた。
「いってー。」
「痛いじゃないよ!最低だょ...。
ほんとに...最低。軽すぎ。
ふざけすぎ。遊びすぎ。.....
ひどぃ.....ょ。」
ほんとに最低。
「...ごめん。じゃあ、ここから
まじめな話ししていい?」
「へ.....?」
健也くんは立ち上がって私のほうに
カラダを寄せた。