プレイボーイとのラブバトル?②短編

「誠司、最近仕事ばっか優先して全然
私の話聞いてくれないし話すら
してくれなかった。忙しいなら仕方がない。
応援するよ?でもわたし達...本当に
このままでやっていけるのかな...?
こんなの...付き合っていた頃よりも
一緒にいれてないよ。」

美鈴は目に涙をいっぱいためていた。
ガマンさせていたんだ.....。

「ごめん...美鈴。」

俺は美鈴を抱きしめた。
抱きしめて抱きしめても抱きしめている気が
しなくて強く強く抱きしめた。

「.....ふえっ.....いいょ...もう...。」

俺の腕の中で抵抗する美鈴。

いま...ちゃんと伝えなきゃ俺たちは
きっと上手くやっていけない...。

「美鈴、俺...仕事忙しかったんだ。
あんまちゃんとした仕事任されてねえし...
かっこ悪くて...言えなかったんだよ...。」

「.....え?」

「ごめんな...。」

俺は指で美鈴の涙をふきとった。

「...ううん。私こそごめん。勝手に
はやとちりしちゃって...誠司も色々
悩んでいたんだね...。」

「美鈴.....。」

俺はゆっくり美鈴の唇に
自分の唇を近づけていく...。

美鈴が目を瞑った。

唇を重ねようとしたときだった。

「ストーップ!」

何だよ...いいところで...

「誠司っ、どうしよう.....。」

「何が?」

「私...もう限界かも」

「え.....?」

目の前の美鈴はまた口をおさえて
洗面所に向かっていく。

何なんだよ.....。

いいところだったのに...。
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