年下の不良くん
──ガタッ
物が動く音がして、目が覚めた
「ん…??」
彼が起きたのかな??
寝ぼけ眼をこすりながら寝室を見ると、案の定、彼が起きていた
「おはようございます」
「ん」
「熱、計って下さいね」
はい、と体温計を渡して計ってもらう
──ピピッ
【36.3°】
「良かった、下がってますね
あ、お風呂入りますか??」
熱で汗かいたんじゃないかな??
「ん」
「こっちです」
脱衣場に彼を連れて行き、彼がお風呂に入っている間、私はコンビニへ彼の下着を買いに行った
買ってきたものを脱衣場に置いて、二人分の朝食を作る
病み上がりだから、食べやすい物にしよう