鬼龍‐金色の覇者‐
衝撃のメールの内容に茨輝はバイクを飛び降りて、龍の携帯を覗きこむ。
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from.秋
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匡が女を
連れて来た。
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「………クールビューティー。」
「ありえねぇー…。」
写真に写っている人物は同じ年くらいの黒髪の美少女。
少し無感情な表情はクールな印象を与える。
「どうするよ?」
「どうするもこうするもねぇだろ…。取り敢えず、戻ろうぜ」
茨輝はガシガシと頭を掻きながら、バイクに跨がる。
「面倒臭いのは嫌だぜ…、まったく」