鬼龍‐金色の覇者‐
『日向姫蝶、高一。家の事情でこの街に越してきた。匡と藤夜とは昔からの知り合いで、二人が鬼龍なのも知っている。以上、自己紹介終了。』
「「「……。」」」
淡々と言う姫蝶に目をぱちくりとさせた秋と茨輝と龍。
秋がメールを送ってから暫くして屋上に来た茨輝と龍。
幹部が全員揃ったので自己紹介を、と藤夜に言われて表情を崩さずに簡潔に言った姫蝶。
「…俺らが鬼龍だって知ってんだよな?」
『あぁ。』
「それで…、何にも思わないの?」
『何が?』
「いや、怖いとか…。」
『小指の爪程も怖くないし。』
「「「……。」」」
第一印象。
普通じゃない女。