鬼龍‐金色の覇者‐
びにょーん。
「……ぶっ…!?」
「ちょ…!」
「…うえ…っ…?」
三者、様々な反応を見せる。
急に後ろから姫蝶の頬を左右に引っ張った、匡。
姫蝶は匡の腹に思いっきり肘を捩じ込む。
『何すんの。』
「げほっ……その、無表情どうにかしろ。」
『………。』
どうしろと?と、睨みながら首を傾げる姫蝶。
「…やっぱりさ、明日嵐だよね。」
『…嵐?何で?』
秋の呟きに反応した姫蝶は、秋の方を向き首を傾げた。
藤夜は理由が解っているので、吹き出すのを必死に耐えていた。
「だって、匡が何時もと違うもん。」
『匡は何時でもこんなんでしょ。』
「え゛…、ナイナイ。」
姫蝶の言葉に三人揃って、首を横に振るので姫蝶は目の前の男を見上げた。