鬼龍‐金色の覇者‐
その瞬間、匡は姫蝶と視線が合わないように目を反らす。
『へぇ…?』
「…………。」
ニヤリと黒い笑みを浮かべた姫蝶。
冷や汗をかいている匡を見て、ついに藤夜が吹き出した。
「あははははっ!ま、匡も、姫蝶の前だと形無しに…っ!ぷくくくくっ。」
「藤夜が吹いた…。」
「あ、さっきからあんな感じだよ、藤夜も。」
「マジか…。」
茨輝が呆然と見ながら言った言葉に秋が少し前の事を付け足す。
「やっぱ、変わってるよなー。」
『私?』
「そうそう。あ、俺は龍。よろしくなー。」