鬼龍‐金色の覇者‐
「日本人の女子高生にしては平均身長より随分高いし、色白で容姿も外国寄りの所があると思ったから。…あぁ、あと、」
茨輝と秋は関心しながら聞いていたが、続く龍の言葉に目を丸くする。
「それ、ウィッグだろ?それと、カラコンも―――…。」
「龍。」
「うぇ?…どうした、匡?」
『ふぅん。凄いな、龍は。』
「姫蝶…。」
心配げな顔つきの匡と藤夜を横目で見てから、姫蝶はポカンとしている龍に笑いかける。
正直、此処まで言いあてたのは龍が初めてだった。
「じゃあ、龍の言ってることあってるの?」
『そうだよ。』
「何で、そんなもんしてんだ?」
良く見ようとしているのか、近くに寄って来た秋と少しその場から身を乗り出した茨輝。
首を傾げる二人に向かって、さらりと答える。
『ちょっと、日本じゃ目立つから。…その内見せてあげるよ。』
「ここだとダメなの?」
『駄目。』