純粋に狂おしく愛してる ー君が私を監禁した理由(ワケ)ー
違う。違うんだ。彼女は春香じゃない。春香はもう、この世にはいない。……けれど、見れば見るほど、春香に似ていた。俺は一瞬で、彼女に心が惹かれたんだ。
誰にも気付かれないように後を追って、家を突き止めた。次に彼女のプロフィールを調べ尽くした。
調べている間に、本田洋佑という彼氏がいることも発覚した。……本田洋佑、危険な奴だ。いや、彼女のそばにいる人達……全員が危険な人に見えた。
危険な奴らがいる世界で生きていくなんて、ダメだ。無謀すぎる。俺が絶対に君を守るから、俺の傍にいてほしい。誰にも、彼女を触らせたくはないんだ。
思い立ってすぐに行動にうつした。SMプレイなどのマニアックなものに詳しい知り合いに頼み、鉄枷や鎖などを譲ってもらったんだ。
「お前、そういうプレイが好きだったのかよっ!」
知り合いに意外だと大笑いをされたが、無視を決め込む。変に言葉を交わして勘違いをされたら、後々面倒なことになるのは目に見えている。
「いやぁ~、まさかお前がそういう趣味を持っていたとはねぇ? 人は見掛けによらないモンだね!あっはっはっは!」
誰にどう思われようと、俺には関係のないことだ。
彼女が傍にいてくれるのなら、なんだっていい。
誰にも気付かれないように後を追って、家を突き止めた。次に彼女のプロフィールを調べ尽くした。
調べている間に、本田洋佑という彼氏がいることも発覚した。……本田洋佑、危険な奴だ。いや、彼女のそばにいる人達……全員が危険な人に見えた。
危険な奴らがいる世界で生きていくなんて、ダメだ。無謀すぎる。俺が絶対に君を守るから、俺の傍にいてほしい。誰にも、彼女を触らせたくはないんだ。
思い立ってすぐに行動にうつした。SMプレイなどのマニアックなものに詳しい知り合いに頼み、鉄枷や鎖などを譲ってもらったんだ。
「お前、そういうプレイが好きだったのかよっ!」
知り合いに意外だと大笑いをされたが、無視を決め込む。変に言葉を交わして勘違いをされたら、後々面倒なことになるのは目に見えている。
「いやぁ~、まさかお前がそういう趣味を持っていたとはねぇ? 人は見掛けによらないモンだね!あっはっはっは!」
誰にどう思われようと、俺には関係のないことだ。
彼女が傍にいてくれるのなら、なんだっていい。