★恋と王子と超能力!★
翔馬Side

はぁ…また生徒代表の言葉やんのか。

めんどくせーなぁ。まぁしゃーねーか、

俺は椿野学園の王子様だし(笑)

そう心でぶつぶつ言いながら、俺はステージに上がった。

あ、さっきの可愛い子だ。こっち見てる…

あれ、視線外された。残念~。

おっと、そろそろ礼しなきゃ。

俺は頭を軽くさげ、原稿を開いた瞬間ーー


バアアアアアン!!


近くで凄い爆発音が聞こえた。

「な、なんだ!?」

辺りを見渡すと、俺の右隣にある造花が炎上していた。

俺はすぐその場をはなれ、ステージから飛び降りる。

生徒はみんな避難しているが、そのなかで逆方向に向かっているやつがいた。

あいつ、さっきの可愛い子だ!

そいつは友達になにかを言い残し、校舎の方に走り出した。

あいつどこにいくんだ?

俺はあいつの後をつけることにした。





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