★恋と王子と超能力!★
「なんでいつも東校舎ばっかり事件が起こるんだよ!!遠いじゃないか!!」

私は怒鳴りながらも、渡り廊下や西校舎の屋根を駆使して東校舎に向かう。

「!!………何よこれ?」

火がかなり広範囲に広がってる。

これじゃあ酸素を奪いきれない…。

「…………どうしよう…」

まずは、建物に突っ込んで安否確認かな?

そう思った私は、近くにあったバケツに水をなみなみいれた後、それを頭からかぶり、火の中に飛び込んだ。
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