★恋と王子と超能力!★
翌日の昼休みーーーー


「楓堂さん」

「はい?」

「ちょっとこちらに…」

?…何だろう。

私は急に、5、6人の女子生徒に呼び出された。

「放課後、お時間頂いてもよろしいでしょうか…?」

「あ、はい…」



もしかして、私がS級能力者なことがばれた!!?



「では、放課後。東校舎の裏庭で…。絶対に来てくださいね??」



そう言って、女子生徒たちはぞろぞろ帰って行った。



「…何事?」

「真帆さん、彼女達は翔馬様のファンですわ」

ファ、ファン??

「もしかしたら何かされるかもしれません。気を付けて」

「う、うん…」
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