パラサイト ラブ
体勢をを仰向けに変えてみると、暗闇の中で輝く太一さんの二つの瞳と目が合った。
……私の体に覆い被さっているのは、何故?
「……朝乃に、言っておかなきゃならないことがある」
「なんですか…?」
「お前は女で、俺は男だ」
「……知ってます」
私がそう言うと、太一さんは動きを封じるように私の両方の手首を掴んだ。
「この手、振りほどけるか?」
私は、言葉に従い試してみた。でもそれは徒労に終わった。
力いっぱい腕を動かしてみたけれど、太一さんはびくともしない。
「抵抗できないってのは解ったな。じゃぁ次は……服を脱がせる」
「…何でですか?」
「何でって…男が女の服を脱がせるっていったら答えは一つしかないだろう」
私は、首を傾げた。
太一さんが言ってるのはセックスのこと…?