午前0時、夜空の下で
その言葉に、心は首を傾げた。
「どういうことですか? 認めさせるって……」
――カザリナ様に?
しかし、妃月が言っていることはどうも違うようで。
「……今は話せない。知れば、おそらくお前は動けなくなる。だから、まだ何も知らなくていい。好きに動け」
口元で弧を描き、そっと微笑する。
しばらく見ていなかったその凄絶な美貌に、心は思わず息を呑んだ。
直視することすら躊躇うほどの、美しさ。
カザリナが、あんな行動を起こしてまで心を引き離そうとしたのも、無理ないことなのかもしれない。
ふと夜会の夜が、頭の中に蘇る。
「どういうことですか? 認めさせるって……」
――カザリナ様に?
しかし、妃月が言っていることはどうも違うようで。
「……今は話せない。知れば、おそらくお前は動けなくなる。だから、まだ何も知らなくていい。好きに動け」
口元で弧を描き、そっと微笑する。
しばらく見ていなかったその凄絶な美貌に、心は思わず息を呑んだ。
直視することすら躊躇うほどの、美しさ。
カザリナが、あんな行動を起こしてまで心を引き離そうとしたのも、無理ないことなのかもしれない。
ふと夜会の夜が、頭の中に蘇る。