午前0時、夜空の下で
『……所詮、身分が違うってことかしら』

これは身分の差が原因で、誰にも認められないから躊躇っていたのではなく、自分の思い通りにできるからこそ、自制してしまっていたという意味だったのだ。

皇族なら、時にミスティアの意思をも無視して国に連れ去ることも可能かもしれない。

そんな仕打ちは、自由気儘なミスティアには耐えられないだろう。

「これからどうするの?」

「何もしないわ」
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