午前0時、夜空の下で
首を傾げた心に、ノーラはきっぱりと言い切った。
「でも、カルヴァローネ伯爵は国に戻らなくて大丈夫?……第一皇子ってことは、後継ぎでしょ?」
初めて琅を知った心に、琅の内部のことなど分かるはずもない。
しかし、次期国王となる者が、長く国を離れるというのは、あまり歓迎されることではないだろう。
「そうね。短期間ならまだしも、理由が理由だし、早く戻ってほしい。……だからと言って、私はミスティアとのことに口出しできる身分じゃないわ。あの方は皇子だもの。皇子だからこそ、ミスティアとのことを誰よりも真剣に考えているはずよ」
「でも、カルヴァローネ伯爵は国に戻らなくて大丈夫?……第一皇子ってことは、後継ぎでしょ?」
初めて琅を知った心に、琅の内部のことなど分かるはずもない。
しかし、次期国王となる者が、長く国を離れるというのは、あまり歓迎されることではないだろう。
「そうね。短期間ならまだしも、理由が理由だし、早く戻ってほしい。……だからと言って、私はミスティアとのことに口出しできる身分じゃないわ。あの方は皇子だもの。皇子だからこそ、ミスティアとのことを誰よりも真剣に考えているはずよ」