午前0時、夜空の下で
バツが悪いといわんばかりの表情を浮かべて俯いていたレインに、肺の中の空気をすべて吐き出したノーラは、次の瞬間、ガラリと雰囲気を切り替えた。
「……まぁ、お説教はこの辺にして。話は聞きました。ウィーザーの動きが活発化してきたらしいですね。私たちも巻き込まれましたし」
「えぇ。父上から、ウィーザーの動向が激化していると連絡が入ったので、急遽帰国したんです。頼みのジェイはまったく動かないし……」
灰色の髪を掻き上げ、頭が痛いと言いたげに溜息をつくレインに、ノーラも頷く。
「ジェイって?」
レインに寄り添ったミスティアが、首を傾げて問い掛けた。
「私の弟ですよ。琅の第二皇子です」
「……まぁ、お説教はこの辺にして。話は聞きました。ウィーザーの動きが活発化してきたらしいですね。私たちも巻き込まれましたし」
「えぇ。父上から、ウィーザーの動向が激化していると連絡が入ったので、急遽帰国したんです。頼みのジェイはまったく動かないし……」
灰色の髪を掻き上げ、頭が痛いと言いたげに溜息をつくレインに、ノーラも頷く。
「ジェイって?」
レインに寄り添ったミスティアが、首を傾げて問い掛けた。
「私の弟ですよ。琅の第二皇子です」