午前0時、夜空の下で
「さすが、ウィーザーの頭領と言うべきか。私が鍛え上げてきた部下たちでも歯が立たないとはな。このような場でなかったら、剣を交えてみたいものだが……」
そしてまた一歩、カミュが足を進めた瞬間、リーダーの首に剣が突き付けられていた。
ヒクリ、と剣の先にある彼の喉が動く。
「リーダー!!」
一切の同様を見せなかった副リーダーが、初めて感情を露わにした。
「お前は強い。それは事実だ。――そして、私には勝てないことも、また事実。お前ほどの腕前ならば、実力の差がわかるだろう」
そっと目を細めたカミュに、リーダーは息を呑んだ。
剣を握るカミュに一切の隙はない。
威圧感漂う第四皇子の後ろで、魔力が蠢いた。
――これが、皇族か……。
そしてまた一歩、カミュが足を進めた瞬間、リーダーの首に剣が突き付けられていた。
ヒクリ、と剣の先にある彼の喉が動く。
「リーダー!!」
一切の同様を見せなかった副リーダーが、初めて感情を露わにした。
「お前は強い。それは事実だ。――そして、私には勝てないことも、また事実。お前ほどの腕前ならば、実力の差がわかるだろう」
そっと目を細めたカミュに、リーダーは息を呑んだ。
剣を握るカミュに一切の隙はない。
威圧感漂う第四皇子の後ろで、魔力が蠢いた。
――これが、皇族か……。