教組の花嫁
北河はエレベータで1階に降りた。
ほのかはエレベータの扉が閉まると、急いで北河の特徴を携帯電話で美和に伝えた。
ほのかが507号室で私服に着替えていると、北河が1階のラウンジに入ったと、美和から電話が入った。
ほのかは、急いで1階のラウンジに向かった。
ラウンジの前に美和がいた。
「日吉さん、ありがとう。後は、私に任せて」
美和と別れると、ほのかは北河の席まで歩いて行った。
「ここに座っていいかしら」
ほのかが北河に声を掛けた。
「えっ!」
北河は、その女を見て驚いた表情をしている。