眠り姫の唇
「ホントに馬鹿な男だよ!見た目も馬鹿っぽいのに中身まで馬鹿って救いようないじゃん!」
「あ!今馬鹿って3回言ったな!!」
「馬鹿は馬鹿なんだから仕方ないでしょ!!どーせ連絡も途絶えたんでしょーが!」
焼酎片手にビシッとリサが三國を指差した。
「んなことないよ!来たよ連絡!」
「え?」
「え?!」
リサと瑠香がその言葉に勢いよく食いつく。
少したじろぎながらも三國は食ってかかるように説明した。
「今日は急用でいけなくてごめんって。また連絡するってよ。」
「ねぇ三國、結局誰なの?それ。」
リサが酒を煽りながらめんどくさそうに訪ねた。
「言えない。」
「まだ騙されてんの?!」
謎の人物にすごい忠誠を誓っている馬鹿に溜め息をつきつつ、瑠香はカルビを焼いた。
「だって、そんな悪い人じゃないと思うんだよ。綺麗だし、おしとやかだし、ちょっとエロいし。笑ったら可愛いし。」