眠り姫の唇
「岩城さんっ今日はキスしませんからね!」
「誰が決めたんだそんなこと。」
「……っ!」
完璧にねじ伏せられながらも負じと発言をする瑠香の口に、関係ないとばかりに口付ける。
抵抗したいのに、瑠香はその熱くて濃厚な甘いキスにすぐに酔わされてしまった。
口の中の溶けかけたチョコレートが官能的にお互いの舌に絡まる。
甘くて甘くて仕方がないキスに瑠香は身体中が痺れて頭がふわふわした。
岩城の体温を堪能して、身体が喜びに震える。
全身で岩城を求めている。
岩城無しでは生活出来ない体になってしまったら、どうこの人は責任を取ってくれるのだろうか。
…もう手遅れかもしれないなと思いながらも、絶えず降り注がれる濃厚なキスをひたすら瑠香は受け入れていた。