愛してんで
昂「すいません。ここカフェオレ7つ、持って来てもらえます?」
昂は、近くのテーブルを拭いていた店員に告げると、また目線を2人に戻した。
店員は、軽く会釈をすると、1階へ下りてカウンターへ注文を通した。
しばらくすると、暖かい湯気を称えた、カフェオレが運ばれて来た。
同時に、2人のテーブルにも、エスプレッソとカプチーノが運ばれていった。
店員「お待たせ…お客様、昨日の!!」
店員の言葉に、奏達は釘付けになる。
柚「あっ!!覚えててくれたん?嬉しいわ~。」
奏「{キッショッ!!ごっつ猫なでやん。}」
臣「ここのコーヒーに、ごっつハマってしもてん。今日は、お姉さんオススメのエスプレッソやで」
平「{寮で、コーヒー飲まないクセにっ!!オレンジジュースばっかのクセにっ!!}」
店員「本当ですか?ありがとうございます!今日も来てくれるなんて、嬉しいですよ~」
佳「{うっわぁ~、見て!アイツらの顔っ。}」
昂「{デッレデレやなぁ~。ノックアウトやで…}」
緩みっ放しの2人を眺めて、7人は鳥肌をたてる。
2人と店員の会話は、尽きる事無く弾んでいた。