愛は魔法を超えるかも☆
「純玲さん、あなたの名前は?」

「私は、純玲、浅見純玲。」

「ほかに何か覚えてることは?」

「恋人。水越大地さん。」

「他には?」

「他には?ん…と…ごめんなさい…何かはっきりしない…」

「大丈夫?」

「…ん。なんか変、わたしどうしちゃったんだろ?」

「事故だったんだ、大丈夫ゆっくり思い出したらいい。

 俺が傍にいるし…」


「うん。ありがと大地さん。」

そう言って笑うと何かに引っ張られるように

そのまますっと眠ってしまった。


「純玲さん…」

なんだかとても悪いことをしている気分になる。





< 75 / 101 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop