愛は魔法を超えるかも☆
純玲さんはくるくるとよく働く。


一週間としないうちに、俺の店が見違えるように綺麗になって、

おしゃれなアンティークショップになった。


まるで、何事もなかったように笑う純麗さんに、

後ろめたさを感じずにはいられない。

時々ぼんやりと何かを思う純玲さんに不安を感じながら。


「それは、記憶が呼んでいるんだにゃ。」


「記憶が?」


「未来のあの時落としてきた記憶が、時間が近づくにつれて

 意識を呼ぶんだにゃ。いつまでも、

 記憶を植えないで放置しているからそういうことになるんにゃ」



「そういえば、未来あるはずの事故の日はもうすぐか。」


「気をつけたほうがいいにゃ、

 時間はすぐ歪を戻そうとするからにゃ。」


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