秘密の片思い 番外編③
何度も何度もキスが繰り返される。


しだいに手が愛の腹部に下りて、パジャマの裾をずり上げる。


指が膨らみに近づくが、ふいに郁斗はキスと愛撫を止めた。


郁斗のキスに翻弄されていた愛は、少し上気した顔で問いかけるように見る。


「やべ……」


「えっ?」


「愛、もうキスしないで寝るぞ」


郁斗は愛のパジャマを元の位置に戻すと、仰向けになった。


「どうしたの?」


「このままだとお前が欲しくなるだろ。ここではまずい」


たしかに、隣の部屋は両親の部屋。


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